KATO(カトー)の鉄道模型の
買取価格相場を徹底検証!
KATO(カトー)とは?

「KATO(カトー)」は1957年に加藤祐治によって創業された関水金属彫工舎が前身の鉄道模型メーカーで、日本初のNゲージ鉄道模型を販売したことでも有名です。
Nゲージはレール幅9mmの日本で最も普及している鉄道模型サイズ。車両は実際の電車の1/150で、コンパクトながらも精密で一畳分のスペースでも楽しめることから人気があります。
KATOはこのNゲージの他にもZゲージやHOゲージなど代表的な規格をすべてカバーする商品展開で、創業時から自社開発と自社製造に対するこだわり、すべてのパーツを国産で貫いているため、その品質の高さは日本のみならず海外からも高い評価を受けています。
C50形蒸気機関車をはじめとする、国鉄時代から現在に至るまでの数多くのJR鉄道模型のラインナップを誇っており、特に過去のカタログ落ち商品や限定生産品、鉄道会社からの製作依頼品などはコレクターの収集の的となっています。
私鉄の車両のラインナップはトミックスやマイクロエースなどのメーカーと比べると少ない印象を受けますが、比較的手ごろな価格で買うことができるため、幅広い年齢層に愛されていると言えます。
鉄道模型そのものももちろん細部にまでこだわって丁寧に製造されており、車輪の細かい動きなども楽しむことができますが、線路のレイアウトや、周囲の山や川などもすべてリアルに再現されており、踏切や信号機といった備品もすべてKATOで揃えることができるのも魅力のひとつですね。
カタログは3~4年ごとに発行されていますが、在庫切れの場合は次回生産まで2年間以上待つ必要があるなど、なかなか手に入りにくいモデルも存在します。 2008年以降、特に人気の高い車種を「ベストセレクション」に指定し、頻繁に再生産をすることで安定的な在庫供給を行えるよう対策が施されたようです。